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仕事の成果を上げる

仕事を円滑に進める関係、バーターとコラボ

オフィスワーカーの仕事がうまくいかなくなる場合ってどんなときでしょうか。

例えば、事務作業や資料・書類の作成で言えば、どのように進めればよいかが明確でない、業務が多すぎる、時間が足りないなど、本人の能力や環境が主な原因となります。

ただ、仕事の多くは、同僚や取引先など他人との関係や協力によって成り立っています。その意味では、周囲に協力してもらえない場合、うまくいかない大きな原因になり、前向きに協力してもらえれば、仕事は進めやすくなるでしょう。

前向きに協力してもらうための関係としては、相互の理解、仕事の目的の共有、信頼関係など、ある種の相手側の好意が前提になる関係が挙げられます。

業務相手の人間関係をドライに取引関係ととらえれば、相手が得るメリットとデメリットの合算がプラスの場合、仕事を進める取引関係になりそうです。これは、ある種のバーター関係とも言えますが、ネックとして、本人と相手のメリットの交換に時間がかかることです。例えば、相手から何かをしてもらってお礼を伝えた場合、相手からするとメリットに感じない可能性があります。また、お礼や仕事でお返しをするとしても、タイムラグが発生してしまいます。

こうして考えると、ある活動が本人と相手にとって同じメリットがある場合は、よい取引関係といえそうです。Youtubeでよく見かける”コラボ”と呼ばれる仕組みは、メリットを同時に渡す、シェアする仕組みです。Youtuber同士の対談や番組を前編/後編に分けて、両者のチャンネルで流していますが、これは、1つのコンテンツの再生回数を両者がシェアし、メリットを得る仕組みです。特別なお金や手間や時間をかけずに協力する関係づくりですね。

そのような中で読んだのが、竹中功「お金をかけずにモノを売る広報視点」です。

とはいえ、本当の課題や問題を探すのはつらいことでもあります。自分が避けてきたこと苦手なことに直面をするからです。仕事の品質・効率・納期を向上させるには、課題や問題に向き合っていくしかないということで。

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